講義感想

今年も、受講生からたくさんの嬉しい感想をいただきましたので、一部ですがここに紹介します(これでも一部です・・・)。また来年も開講しようかなと思えます。ありがとうございました!

 オンラインであるのに、先生はいつも私たちに伝えようとして話してくださっているのが分かり「授業を受けている」という感覚をしっかりと持って毎回受けることができました。講義の聞き方、人との付き合い方、面白い本や知らないことがたくさんあるという事実など、どれもこれから生きていくうえで大切にしたいと思えるものでした。私にとって今までで一番ワクワクしながら受けた講義だったなと思います。

 毎回の授業が新たな発見の連続で、毎週楽しみにしていました。音と音楽に関する知識が得られたことはもちろんなのですが、どのような姿勢で授業を受けるべきなのか、大学生のうちにどのようなことを身につけるべきなのかなど今後の人生において非常に大切なことを学べたと思います。
 毎週ホームページを見て、受講生の鋭い質問に刺激を受けつつ自分の拙い視点に落胆することもあり、授業が終わってもなお新しい学びがありました。講義はとても深い内容でしたが、先生が専門知識のない人にも分かりやすいよう解説してくださるので、とっつきにくさは全くありませんでした。また、個人的に、開始時間前に先生が音楽を流してくださるのが「今回は何を見られるのだろう」とワクワクする時間で好きでした。
 1年生の初めという時期にこの講義に出会えて本当によかったです。この授業で学んだ様々なことを今後に活かせるように自分を振り返りたいと思います。短い間でしたが、本当にありがとうございました。

 今までに受けたことのないタイプの授業で、とても印象的でした。学生生活のなかで思い出に残る授業だと思いました。先生はいろんな本をよんでたくさん勉強しているからこんな考えができるのだなと尊敬するとともに、自分もこうなりたいと思いました。
 正直最初はほかの生徒に負けたくなくて、授業をまじめにきいて質問を探したり、考えたりしていましたが、だんだん集中することの楽しさや頭を使うことで得る快感を感じ、勉強する楽しさを思い出すことができました。
 今まで本当にありがとうございました。

 他の講義は「the 勉強!」という感じがしてもちろん学べることはたくさんあるのですが、興味を深くそそられる内容ではありませんでした。しかし、この講義は回を重ねれば重ねるほど、この講義の面白さや先生の教え方のうまさ、今まで知らなかったことを知れる喜びを体感することができて、毎回の授業が本当に楽しみでした。なので、この講義が、私が今学期一番ほかの人におすすめしたい講義です!

 私はこの講義を受けてよかったと心から思っています。先生の講義がわかりやすいのはもちろんですが、私はこの講義の受講生が積極的にチャット欄で自分の知っている知識を共有してくれるあの雰囲気がとても好きでした。受講生の主体性が感じられて毎回とても良い刺激になっていました。そして、先生はいつも私達に伝えようと歩み寄ってくれていると強く感じていました。この歩み寄りができるのも相手の理解度を汲み取り、想像し、たくさんの読書から得た知識や表現の中から適切に伝え方を選んでいるからなのだろうと思いました。
 私も大学在学中にたくさんの本を読み、自分の知らないことに謙虚になり、他者へのリスペクトをするサイクルを回していこうと思いました。そして、これほどまでに私の心に響いた音と音楽の講義が仕事でもなくお給料もなく先生の伝えたいという意志によって行われていると言うことが今だに信じられませんが、先生が私達に伝えるために割いてくださった人生の貴重な時間を無駄にすることがないようにこれからの生き方、考え方、学び方全てに活かしていきたいと思います。今までありがとうございました。もしまたこの講義が開講される機会があれば復習も兼ねてぜひもう一周したいです。

 音について音楽について知識が増えたこと、色々な考えが知れたこともこの講義を取って良かったことだと思いますが、1番の収穫としては「無知の知」の大切さ、自分がこんなにも知らないことがあってまだまだ色んなことがあってそれをもっと知りたいと思えたことです。大学生になって、とりあえず必要な講義を履修してなんとなく授業を受けてレポートを書いて講義が終わって…そうなりがちな(というかそうなってしまっていた)人にとってこの講義はとてもいい刺激になったと思います。
 わたしは音楽科でThe文系で、数学Ⅰ・Aしか習ってないし、数学とは最近距離を取って生きてきたので正直分からないな、と思って心が折れそうになったことも何度もあります。でもこの講義を履修できてよかったです。ありがとうございました。また脳研究所の実験でお手伝いできたらいいなと思っています。これからもたくさん本を読んでいきたいです。

 まず何といっても面白い。この一言に尽きます。こう感じるのは内容もさることながら先生が講義の随所に入れてくださっている様々な工夫によって自分も含め恐らく受講者全体が頭を使いながら興味を持てるようになっているからだと思います。視覚や聴覚を使ったあまり経験のないスタイルの新鮮さを毎回感じることができ、さらに知らないことをたくさん知ることができるため自分なりにいろいろ考えながら楽しませてもらっています。音について深く知っていくと数学や物理さらには人体のことまで学べ、今後の学習の仕方の参考にもなりました。残りもいよいよ少なくなってきましたが、優秀な先生のお話を聞ける機会もなかなか無いと思いますので余すことなく受けきりたいと思います。

 音とは何か、音楽とは何かなど、すぐに答えられないような問いが出されても、受講するごとに、自分で考えて少しずつ分かってきたと実感できる素晴らしい構成の講義でした。これまで、それなりに音楽に触れてきたと思っていましたが、かなり狭い世界でしか音楽を捉えられていなかったのだと気付くこともできました。数学や物理の話などに興味を持てないと感じていたのは、自分の苦手意識や固定観念が原因だったと分かり、知っていることばかりに目を向けるのではなく、知らないことを知っていくという姿勢を大切にしたいと思います。本に関しても、今までは小説ばかり読んでいたのですが、参考図書を色々と読んで小説にはない面白さを感じることができました。受講できてよかったです。講義をしてくださりありがとうございました。

 私はもっとはやくこの講義の存在を知り、履修したかったと思っています。学生の学ぶ姿勢だけでなく、講師の教え方、授業のあり方まで考えさせられました。他学部の講義はあまり存じ上げませんが、法学部は一方通行の授業が多いように感じます。受け身の学びになっていたのですが、「大学での学び」を再認識しました。一方通行の授業であっても、発見や疑問点を見つけたり、指定されなくても関連しそうな本を読んだり、アクティブに学ぼうと思いました。

 今まで何か課題が出たときには、自分であまり考えずさまざまな情報を片っ端から調べていましたが、それでは時間が経過した時に頭に残っていませんでした。今後はまず自分で考えてみるということを意識し、また正しい意味での教養を身に着けることができるような人になっていきたいです。この講義を1年生の時にとっておけばよかったなと後悔しています

 一学期の講義ありがとうございました。伊藤先生の初回の講義の中で「なぜこの授業を受けたいか」を通して襟を正す思いにしてくださり、Zoomであっても真剣に講義を受ける謙虚な姿勢を身につけることが出来ました。毎回の講義において、たとえ難しい内容であっても見ている学生にとって少しでも印象に残る授業になっていたのは、先生が「相手の土台を把握していい塩梅の情報量を与える」ということを念頭に置いて講義してくださっていたからであったのだとわかり、感激しました。音楽の面白さを学びつつ自然と楽しく教養を身につけることができたと感じています。大学生になってすぐに伊藤先生の講義を受けることができて感謝しています。先生の講義を学生の皆さんに薦めたいです。

 今までの講義から、「勉強とは、他者との共通の土台を生み出し、自分の意見や考えを持って社会とつながるもの」だということを学んだ。どうして勉強なんてするのだろうとよく疑問に思っていたが、やっと正解に近づけた。しかし、この正解は伊藤先生の意見を丸パクリしているに過ぎない。これから、勉強していく過程で、自分なりの正解を生み出して行けたらいいと思う。

 気づけば、講義の題の通り音と音楽ということ自体だけでなく様々な科学や教養が身についていました。これは講義を取り始めた自分には想像もつかなかったことであり、モノの見方や考え方が変わりました

 第一回から、この授業早く終わらないかなとか、つまらないなと1回も思わなかったのは、この講義だけでした。自分の興味のある分野の知識と教養を深めることができて、毎回とても楽しかったです。しかし、私だけなのかもしれませんが、授業でYouTubeの動画を見る度に動画の音が小さくて、音量をあげると先生の声が大きくなるということが多かったです。そこだけが少し残念でした。
 私はこの講義をとるまで無知は恥ずかしいものだと思っていました。しかしこの講義ではチャットやアンケート、ミニレポートで〇〇がわからなかった、自分は〇〇だと思います、など自分の意見を人に伝えていました。この行動を見て精一杯考えてもわからないことはわからないと言ってよいと考えるようになりました。わからないことがあったら人に聞いて沢山の考え方をもつことが大切なことだと思いました。

 教養とは敬意、リスペクトになるという初回講義の内容が一番心に残っています。他人に「気を遣う」より「敬意を払う」ことが必要だと感じ、人生を見直しました。来年も開講されるのであれば、ぜひ友人にこの講義を紹介したいです。

 ひとつ前の時間に実験の講義があり、こっちの講義に遅れないよう前日から実験の予習を多めにして、かなり早めに実験を終わらせ、家でこの講義が始まるのを待つくらいに好きでした。ありがとうございました。

 この講義を通し、音や音楽を率直に楽しむという姿勢から、音や音楽を理解した上で楽しむという姿勢に変わりました。音と音楽にまつわる科学を知ると、音と音楽をより一層楽しむことができると感じます。音楽の構造や仕組みを知ると、作曲家や演奏家の気持ちを考えることができると思います。単なる聞き手のままでは考えもしなかったことも考えながら聴くことができます。しかし、純粋にまっさらな気持ちで音楽に接することが難しくなるようにも思います。両者のバランスをとりながら、生涯にわたって音楽を楽しみたいと思います。
 私が履修している講義は、ほとんど教育学部の人だけで構成されているものが多いです。しかし、こちらの講義だけは他学部や他学年の方がとても多く、毎度多くの刺激をいただきました。ホームページの感想を見て、私には到底思いつかないことを考えている方がたくさんいて、自分の無知を痛感しました。Zoomのチャット機能を授業中に自由に使うことにも驚き、大学らしいなと思いました。
 講義名からは想像できないほど多くの学びを得られ、以前よりも教養を身につけることができたと思います。こちらの講義を履修することができ、伊藤先生の知識の広さ、深さに感銘を受けることができて良かったです。本当にありがとうございました。

 講義の内容はとても心そそるものでした。この講義を通して無知でいることは人生を大損しているということに気づかされました。本を読む習慣についても一冊の本を出すためにいろんな人の本を読みいいところだけを絞って筆者は出しているから読む本のもとになった本を読む手間が省ける(ニュアンスがおかしいですが)と知り、これは利用しない手はないなと感じました。
 この講義で音と音楽に関するものだけでなく人生の生き方のようなものを学んだ気がしました。先生は本をたくさんお読みになられているせいか物凄く説得力がありすごいなと思いました。
 質問を考えるのにいつも苦労しました。最近自分の意見を他人に伝えることに少し難を覚えていまして先生の説得力はすごいなと思ってしました。哲学的な部分も出てきて自分の考え方にも変化が出てきたりして講義は楽しかったです。この講義をほかの科目より優先してとってよかったと思いました。

 自分のよく知っていると思っていた音楽の分野ではありましたが、毎回新しい発見があり毎回授業後に面白かったなと思えるような講義でした。もし先生の他の授業があるのであればその授業も受けてみたいと思うほど、先生の説明が分かりやすく興味がそそられたのも楽しめた理由の一つです。

 私は音楽が好きで、初回の授業で先生が仰っていたように、講義名の「音と音楽」という部分に惹かれこの授業を受けたいと思いました。それゆえに「教養という部分を見落としている」という先生のお言葉には衝撃を受けましたし、図星だったこともあり自分が情けないと思いました。ですが授業を終えた今、この表現が適切かはわかりませんが、騙されて良かったと思っています。
 音について、音楽について、言語について、それらに関わる科学についての知識もつきましたが、教養についての学びがやはり大きかったと感じています。
 なかでも、相手のことを考えて行動することの大切さ、知識は安くないから本は買うべきだということ、楽しみを増やし人生を豊かにするには教養が必要だということ が特に印象に残っています。

 今まで本をあまり読まないで過ごしてきたが、課題のために読書をする中で、本を読むことの面白さを少し知れて、楽しかったです。今までは暇な時間があればスマホをしてしまっていたが、これからは移動などの空き時間に本を読んでみるということをしてみようかなと思いました。夏休みには図書館に行って本を借りてみようかなと思えるようになったのも、一つ成長した点かなと思います。もっと早くから、本を読むことの面白さを知りたかったなと少し後悔してしまうくらい、本を読むことって面白いんだなと思える機会を与えてくださり、ありがとうございました。

 毎回の講義でどんどん発信される新しい情報として、先生がおっしゃったことや共有された画面の内容をどれも全て取りこぼしたく無く、沢山メモを取っておりました。全講義、内容の濃いものであったと感じております。

 この講義はいままで受けた教養の講義での中で、1番面白かったし、1番深く考えようとした授業だった。音と音楽と科学の関わりの授業を楽しむと共に、一つの疑問に対し一生懸命かんがえることで、「こうじゃないのか」「そういう考え方もあるのか」とどんどん理解を深めていくのを実感した。

 私はこの講義をとって本当によかったと思う。音とは音楽とは何であるかを深く考えることができたし、何より講義が面白かった。音楽は奥が深くて、今まで音楽に対して抱いていたイメージが大きく変化した。講義中で紹介してくださった曲は聞いたことがあるものもたくさんあり、この曲にこんな工夫がされていたとは知らず、驚いた。コンサートに行ってもこの講義を聴いてから、楽しみ方が大きく変わり幅広くなった気がする。
 講義のHPでは他の学生の鋭い質問を読むことができ、参考になった。私は大学に入ってこの講義が一番大学らしい授業だなと感じた。先生が講義で取り扱った内容をはじめとして、自分で疑問をもって調べたり、本を読んだり、コンサートに行って講義の成果?を実感したり、学んでいる内容が身になっている、頭に残っていると感じた。また私は今まであまり本を読んでこなかったので、参考図書を提示していただけるのはありがたかった。
 個人的に金曜の4限に授業があったので、16時からの面白いプレトークが聞けず、残念だった。授業録画に入っていたら、よかったと思った。楽しい講義をありがとうございました。

 こんなに講義中になるほど!と思えた教養科目は初めてでした。あっという間に時間がたっていて、時々開始前の時間にも参加していたのですが、その時間も面白く、勉強になることばかりでした。この講義を受講して、より一層音に興味をもつようになったというか、身近な音を聞いて、これは勉強したあれかもしれない!と考えるようになりました。対面の授業でも受けてみたかったなあと思います。ありがとうございました。

 この講義を受講して、学びには苦しさが伴うということを改めて実感でき、 自分の学ぶ姿勢を見直すことができました。大学入学直後の学期にこの講義を 受講できて良かったと思います。ありがとうございました。

 最初にシラバスを読んだ時や先生の自己紹介の時に何故脳研究所の人が音と音楽に関係することをやっているのだろうと思っていました。しかし、講義を進めていくにつれて音楽がありとあらゆる分野にまたがっていて、脳に集約していることを知って納得することができました。
 いつも飽きさせない講義ですごいと思います。面白味が詰まっていましたし、大体はわかりやすかったです。

 伊藤先生の講義を受けて、今まで知っていた気になっていた音や音楽のことについて、本当はほとんど何も知らなかったことを知りました。聞けば聞くほど知らないことを知っていき、自分が触れてすらいないことがたくさんあることに気づきました。知識があると音楽が更に面白くなっていくのが楽しくて、毎週の講義が本当に楽しみでした。
 知らないということを知ると相手へ敬意をもって接することができることを学びました。自分がどのような立場にいたとしても相手のことを考えたコミュニケーションをしていきたいと思います。また、たくさんの本を読んで知見を広げていきたいです。一年生の時に今後において大切なことを学べる講義に出会えてよかったと思いました。前期の間ありがとうございました

 教養があるのとないのとでは世界のとらえ方や考え方が非常に変わることがよくわかる講義だったと思っています。音についてただ聞こえてくるものとしか考えていなかったため,物理学であったり医療であったり様々な観点から調べられていること,日常の中での音と音楽の関わりがどのようなものであるかを知りました。数学や物理系の話についてはこの講義を受けることがなければ絶対知らずに生きていただろうなと思います。難しい講義内容の時もあり,完全に理解できたわけでもありませんが,自分が飛び込んでいかない分野に触れることができ世界やモノの考え方に変化があったことが事実です。唯一,HPの質問にまだ私が書いたことは掲載されていないことは悔しいですが,他の人の考え方の観点を見ることができ勉強になります。
 またこの講義をきっかけに本を読む頻度が以前より増えました。「本は安い」という先生の言葉が非常に印象的です。今後は徐々に読む冊数を増やしていくことが目標です。
 この講義を履修出来て本当に良かったです。あと数回の講義ですが多くのことを学び吸収していきたいと思います。

 500名もの講義を受け持つ先生とはどんな人だろう。と思っていました。本日まで15回講義を受けてみて、「技術なんだな」と思っています。失礼ですが。講義の最後にその種明かしをしてしまうあたりが、やはり「技術なんだな」と思います。確かに、イケメンでらっしゃるし、京大卒でらっしゃるし、さらに音楽家でもいらっしゃるけど、学歴とかではなく「技術なんだな」と思いました。

 この講義は、大学の授業をたくさんうけてきた中で、一番誰か他人に伝えたくなる授業であったと思っています。絶対音感や相対音感の話。音楽とは音に人為的メッセージがはいったものであることとか、新潟大学以外の音楽が好きな友達や家族と会った際には、この話を必ずしたいと思っています。それくらい自分にとって驚きや知らないことばかりの講義であした。もちろんほかの授業もためになる話は多いのですが、音楽という0歳の時から触れているものでも、自分が知らないことってこんなにもあるのかと思っていました。おそらくこの授業を受けていなかったら、音楽について無知のままであったと思うと、この講義を受けてよかったと思っています。ありがとうございました。

 毎回のアンケートの提出があることで、自分だったらどのように考えるか、どこに疑問を持つかということ言語化できたので、より頭の整理がしやすくなりました。今までの授業では「これはこう」と言われたら、ただ分かった気になって覚えているだけでした。しかし疑問に思う部分を明確にすることで自分は何を理解して、何を理解していないのかが分かり、本物の知識として身につけることができたのではないかと思います。今後就職して社会に出た際にもこの意識は忘れずにいたいです。

 私はこの講義を受けて音と音楽についても科学的に学ぶことができました。それだけでなく主には教養について学ぶことができたなと感じました。授業と読書を通して私が一番興味を持ったのは哲学的な考えでした。音楽とは何かと考えていくにあたって今回の課題で読んだ「哲学の謎」の内容を照らし合わせてたくさん考えることができて楽しかったです。また、毎回小レポートを書くにあたって疑問や自分の知らないことを見つけ出すことも以前より得意になったと思うので何事にも疑問を持つことを継続していきたいと思いました。

 音楽を会話やコミュニケーションにも応用できるということを講義の構成で実現するという最後のオチに感動しました。聞けなかった講義もあったのですが、後にホームページの動画で拝見しました。ぜひあの動画を長く残していただきたいです。また来年もこの講義をやっていただけるのであれば、動画を拝見しようと思います。今までありがとうございました。

 教養とは、音楽とは、言語とは、音とは、という疑問に対して、ただ単純に解答を紹介するのではなく、理解できて、かつ、その人自身にも考えさせるような解答を紹介するというのがとても印象的で、楽しかったです。

 全15回の講義が終わって、パッと「魅力的な人間になりたい」と思いました。魅力的な人間とは自分が知らないことを知っているだけではなく、相手のことを考えて理解しようとする姿勢を持つものなんだと感じられました。社会は数多くの人で成り立っているので、その中を生きる自分はその能力を身に着けたいと思いました。

 今回の講義で「音と音楽をめぐる科学と教養」の授業が終了したことが悲しいです。先生が講義中に挙げる曲は、ほとんど私が聴いたことの無い、個性豊かな曲が多くて、音楽がもっと好きになりました。

 この講義自体が、最初に私達が身に付けようと学んできた教養や知識の応用で進んでいたことを知り、驚いたと同時に分かりやすく、面白い講義だったのにはそんな秘密が隠されていたのかと納得しました。他の人にもおすすめをしたい講義になりました。ありがとうございました。

 まずはお忙しい中毎週面白く知らなかったことを知れる講義をしていたたぎありがとうございます。講義ではソクラテスの無知の知を実感し、毎週新たな知識の獲得とその知識を感想としてアウトプットするのは大変でしたが、たくさん考えることで思考がまとまっていくのを実感していきました。来年も開講するように期待してます。 

 音楽について、様々な視点から学ぶことができ、毎週とても楽しい講義でした。また、音楽に関する知識を深められただけでなく、物事に対する考える力も少しは高められたのではないかと思います。その証拠に、今までの小レポートを見返したところ、最初のころは質問しか書いていませんでしたが、今では質問に添えて自分の考えも書くことが当たり前になっています。今後も、どんなことに対しても、この考えるということを怠らず、自分の視野を広げていきたいです。

 先生が最初の授業と今回の授業で仰られていた教養についての考え方に本当に感銘を受けた。これからは「無知の知による他者への敬意」を座右の銘にして生きていきたいと思う。

 他の講義と違い、学んだことが次々と日常生活に結び付いていくため、頭を使って考えることの楽しさや知識が蓄積していくことを実感しながら講義を受けることができ楽しかった。また、HPで講義感想・質問を見ると、同じ講義を受けているはずなのに、自分にはない視点・発想・知識をもっている方が沢山いて良い刺激になった。普段私が書店に行くときは、小説や自己啓発本のコーナーばかり見ているので、今回の参考図書で普段触れることのないジャンルの本に出会えて世界が広がった。この講義を受けて良かった。

 音と音楽を科学的に理解するだけでなく、その過程で自分の無知さや持っていた固定観念、教養を持つことで広がる世界など、本当に様々なことを考えることができました。この講義で得られたものはたくさんあったのですが、その中でも「他人を尊敬し、相手の気持ちを考える」という重要性に気づけたことはとても大きかったなと思います。アルバイトを始めて社会人の方々と関わる機会が増えたこともあり、以前よりも相手を思いやる言動を意識するようになれたと思います。入学してすぐにこの講義を受けることができてよかったです。一学期の間、素晴らしい講義をありがとうございました。
 

 知識や経験をさらに積めば今までは「変なの」で終わっていたものも新しい発見が見えてくるかもしれないと感じました。また、そうやって己の努力によって相手をわかろうとする姿勢が先生のおっしゃっていた「教養」なのだと思いました。この講義を受け始めたころは他者のことを理解しようとすることは自分と違う考えを知ることであり、大変なことだと思っていましたが、今では新しいことを知ることが出来る楽しさを見つけられるとても有意義なものであると考えます。この姿勢を常に意識しながら社会で生きていきたいです。

 先生の授業は音と音楽をベースとした講義展開であったため、私自身の 身近なことと結びつけることでき、とても意義のあるものでした。 「よくあるあの現象はこういうことだったのか!」や 「自分が知らないうちにこんなにも繊細かつ神秘的なことが起こっていたのか!」 などと毎回の講義で絶対に新たな発見があるので興味深かったです。 余談ですがこれを機に今まで全く読まなかった本をこれからは読んでみようと 思いました。 身に着けた知識が一生ものだとよく言われる所以が分かった気がします。

 最初は単純に講義名に惹かれて履修しましたが、自分が考えていたよりも多くのことを学べてとても楽しかったです。感想すら書けないくらい難しい授業もあって、正直心が折れそうになりましたが、最後まで頑張ってよかったです。ありがとうございました。

 非常に面白い講義でした。特に自分の本に対する考え方が変わりました。本というのは他人が多大な時間、もしかしたら一生をかけて研究してきたことを1000円くらいで読めてしまうという、とてもコスパに優れたものだと気付かされました。
 学びは与えられるものではないということも、大学に入って思いました。これからは自分で学びたいことを勉強しなければ大学に入った意味がないと実感しました。
 個人的に一番最初の講義が一番印象深いです。人間社会を生きる上で真理だと思います。
 HPも全て見ました。一体どこにこんな大量の質問に回答する時間があるんだ,,,と毎回思っています。一番好きな回答は、「Σ(シグマ)はデジタルで∫(インテグラル)はアナログ」です。そこに痺れる憧れる回答でした!
 残り僅かな講義も楽しみにしています。ありがとうございました。

 実験を交えた講義はとても楽しいです。聴くだけでなく実際に体験しながら講義の内容を学ぶのでより頭に入りやすいです。また、講義を受けるたびに日々の生活の中で当たり前だと思っていたことが実はすごいことであったり、不思議に思っていたことの仕組みが分かったりと発見が増えていくので、毎週講義を受けるのが楽しみです。次の講義もよろしくお願いいたします。

 私は音楽が好きで音についての知識をつけたいという理由でこの講義を履修しました。しかし、講義を受けていくうちに自分の勘違いや誤解に多く気が付き、普段なんとなく使ってしまっていると反省することが度々ありました。もちろん音についての知らなかった知識を得ることが出来てより音楽に興味がわいたし、音楽を聴くこと一つでも今までとは聞き方や感じ方が変わりました。しかしそれ以上にこれから社会の中で生きていくうえで必要不可欠な礼儀や考え方を自分で気づくことが出来ました。これからもこの講義で学んだ自分で感じ取り自分で考えていくこと、自分の意見や疑問だけではなく他の人の意見や疑問を認め、お互いに高めあっていくことを心にとめて大学で学んでいきたいと思います。最後に短い時間でしたが、熱心に講義をしてくださりありがとうございました。

 まだ講義は終わっていませんが、毎回とてもためになりました。
 参考図書も5冊ほど購入して読んで、感想も書いてみました。どれもとても面白く、捨てられない書籍となりました。
 感謝しております。

 いつも楽しく拝聴しております。この授業をとったおかげで、より音楽が好きになりましたし、音楽や人体の仕組みについて「これはどういうことだろう?」と逐一考える癖がつきました。残り講義も少なくなってしまい残念ですが、最後まで新しい音楽の知識を得ることを楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。

 私は感想を書いたり、質問したりするのがとても苦手です。講義を受けたその日のうちに、先生が気分を害さないレベルのちゃんとしたものを書いて提出するのは本当に大変でした。90分も講義を受けたのに何も質問が浮かんでこない自分が嫌になったこともありました。ですが、それは先生がおっしゃったように「ちゃんと聴いていない」せいなのだと気づくことができました。漫然と「聞く」ばかりで、理解しようと一生懸命「聴く」姿勢が足りていなかったのだと思います。このことに気づいてから、どの講義も今まで以上に集中して聴くようになりました。今のところ私の書いたものがこの講義のどこかで紹介されたことはありませんし、これから先紹介される自信もありませんが、私にしてはいい質問が書けたかなと思えたことは何度かありました。これは大きな進歩だと思っています。これからも聴く姿勢を大切にしていきたいと思います。

 先生の講義はいい意味で自分が思っていたこととは違う授業でした。僕が思っていたのは中学高校のような授業です。音が伝わっていく事や音とはその性質に目を向けたことであり。音について何も知らないで生きていたことにびっくりしました。またそれらが日常生活のどこに関係するかなども知れてとてもためになりました。また実際に音を聞いたりすることも多く理解がしやすいようにとても工夫されていると思いました。ただ少し残念だったのはコロナの影響により例年にはあった、特別課題などがなくなったことです。授業が始まる前に出席することによりこの講義の理解が深まることが知れたりする動画などを見れて毎回早くズームログインするのが楽しみです。まだ一番最初にズームには入れていないのが悔しいです。授業に関係ないことでも人として大事なことを知れその力は社会でも役に立ってくると思いました。伊藤先生は先生の枠組みだけでなく1人の人間として好きです。まだ、講義は終わっていないので最後まで楽しい講義よろしくお願いします。

 授業の中では自分の知っていることも知らないこともありましたが、どんな内容に対しても自分で考えることを意識するようになりました。また、毎週他の人の質問に驚かされたり、他の人の文章のまとめ方に感心したりすることはとても面白かったですし、自分の知らないことについて謙虚に想像することや他者に敬意を持つことにつながっていくと感じました。残りの授業も楽しみです。

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